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イノベーション、コラボレーション、そしてマイクロンのGDDR6Xが実現するNVIDIAの最新GPU

マーク・モンティアース | 2022年9月

マイクロンはパートナーとビジョンを共有し、未来を形作る真に革新的な製品を通じて唯一無二の価値を市場に提供します。業界のリーダーシップの地位がマイクロンの情熱を生んでおり、価値の高い製品イノベーションを提供するための顧客との連携がマイクロンのビジョンを実現するための原動力となります。

私はマイクロンの非常に優秀なチームと日々働けることを誇りにしています。マイクロンのチームは、パフォーマンス、能力、信頼性に関する業界のベンチマークとなる製品の画期的な機能と能力を生み出しています。

本日、NVIDIAからRTX 4090、RTX 4080といったGeForce RTX 40シリーズGPUに関する発表が行われました。この発表はコラボレーション、イノベーション、未来への展望を示すものです。NVIDIAのAda LovelaceアーキテクチャーGPUは、リアルタイムレイトレーシング、ニューラルレンダリング、劇的な高パフォーマンスの新時代の到来を告げるものです。しかし、そのようなパワーを最大限に発揮するには極めて大幅なメモリ帯域幅が不可欠でした。そのためにNVIDIAが選んだのはマイクロンが誇る第2世代16GB GDDR6Xメモリでした。

GDDR6XとAda LovelaceファミリーGPUの驚くべきパフォーマンスを実現するにあたっては、画期的なPAM4多重伝送技術の採用が重要な要素でした。それらの優れたテクノロジーを統合することで、4K・8K、VRゲーム、専門向けの視覚表現、超高フレームレートといった負荷の高いグラフィックワークロードのエクスペリエンスが向上します。

PAM4多重伝送を採用したマイクロンのGDDR6Xはデータ送信を高速化し、一度に2ビットの情報伝送を実現したことで、IOレートが倍増しました。

NVIDIA GeForceでシニアバイスプレジデントを務めるジェフ・フィッシャー氏は次のように述べています。「究極のグラフィックエクスペリエンスを実現するには膨大なメモリ帯域幅が求められます。マイクロンとのコラボレーションと、同社の第2世代GDDR6Xメモリの採用により、NVIDIAのRTX 4090とRTX 4080 GPUはゲーマーやクリエイター向けに新たな水準のパフォーマンスを実現します。」

マイクロンが誇るGDDR6Xのポートフォリオには、現在量産されている最大24Gbpsの世界最速グラフィックスメモリなどがあります。ゲーマー、コンテンツクリエイター、専門家が求めるユーザーエクスペリエンスを実現するうえで、GDDR6Xのポートフォリオに匹敵するものはありません。

マイクロンではイノベーションが活発に生まれています。1978年の創立以来、イノベーションはマイクロンの情熱であり、DNAの一部となっています。その伝統は、最新の製品ラインナップ、16GB GDDR6Xメモリにも引き継がれています。マイクロンが高性能メモリ分野で確立したリーダーシップによって、NVIDIAによるグラフィックスパフォーマンスの限界突破が実現しました。このようなイノベーションとコラボレーションを実現するチームの一員であることを誇りに思います。

モバイルビジネスユニット担当CVP兼GM

Mark Montierth

マーク・モンティアースは、マイクロンの高性能グラフィックおよびHBMメモリソリューションポートフォリオ担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーです。業界で最も厳しい条件が要求されるAI/ML、HPC、ビジュアル化、ゲームアプリケーションに対応する高帯域メモリソリューションを担当しています。
30年以上に及ぶ業界経験を活かし、複数の設計・管理役職で複雑な半導体ソリューションを提供しています。50以上の取得済みデザイン特許の発明者であり、スタンフォード大学でMSEEを、ブリガムヤング大学でBSEEを取得しています。