- 概要
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よくある質問
はい、すべてのスマートフォンでRAMが使用されています。
スマートフォンでは、低電力ダブルデータレート(LPDDR)RAMが使用されています。LPDDRファミリーには、LPDDR4、LPDDR5、LPDDR5Xが含まれます。特にLPDDR5X RAMモバイルメモリが最先端の製品で、今日の代表的なスマートフォンで使用されています。LPDDR RAMによってバッテリー駆動時間が延び、技術革新が可能になります。
マイクロンは顧客やパートナーと緊密に連携し、世界をリードするモバイルメモリとストレージソリューションを提供しています。UFS 4.0モバイルストレージやLPDD5Xモバイルメモリソリューションなどのマイクロン製品はスマートフォンに組み込まれ、5GとAIの際立ったユーザーエクスペリエンスを促進しています。
スマートフォンの内蔵「ストレージ」は、フラッシュメモリとも呼ばれます。不揮発性メモリであり、データを保持することができます。データには、写真、動画、オペレーティングシステム、設定やプリファレンスなどが含まれます。スマートフォンの「メモリ」は、低電力DRAMとも呼ばれます。デバイスに電力が供給されている間のみデータを保持できる、揮発性ストレージの一種です。実行中のアプリケーションや音楽の再生など、CPUによって処理されるデータを保存するために使用されます。メモリ(RAM:ランダムアクセスメモリ)は、使用中のデータやアプリを保持するための一時的な記憶装置です。RAMの多いスマートフォンほど、さまざまなアプリを同時に開いて使用できます。また、速いRAMほどスマートフォンの動作も速くなります。ゲームアプリケーションでは、RAMの量と速度が大きいほどゲーム体験が向上します。
帯域幅/レイテンシー速度LPDDR5X/LPDDR5/LPDDR4は、それぞれモバイルDRAM(ダイナミックランダムアクセスメモリ)のタイプで、LPは低消費電力を意味します。5X/5/4という数字はメモリの世代を表しており、5Xが最新で、LPDRAMの最新世代ということになります。新世代の各LPDRAMは、より優れた省電力性、より高い処理能力、より高速な処理速度を備えています。LPDDR5Xは最新のフラッグシップスマートフォンに採用されています。
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スマートフォンのAI(人工知能)機能は、ストレージとメモリを消費する可能性があります。正確な使用量は、AI機能の具体的な実装方法や使用方法によって異なります。AI機能を使う際には、多くの場合、AIが機能するために欠かせないAIアルゴリズム用の空き容量が必要です。また、円滑かつ迅速な動作を実現するには、さらに多くのメモリも必要になります。特にスマートフォンでAI機能を使用したり、AIアプリを実行したりする場合は、ニーズに見合った十分なストレージとメモリを備えた端末を選ぶようお勧めします。
マイクロンのAI使用事例の詳細はこちら:AIと機械学習 | マイクロンテクノロジー
多くのアプリケーションが、何らかの処理にAIを利用しています。一番わかりやすいのが内蔵のデジタルアシスタントです。わかりにくいですが、カメラや写真編集ソフトウェアの夜間モードやフィルターといったアプリケーションでもAIを利用しています。AIはスマートフォンのユーザーエクスペリエンス全体に普及しており、その利用は急速に拡大しています。
UFS 4.0のストレージに小型化と薄型化が求められるのは、スリム化する次世代スマートフォンのフォームファクタに対応するためです。加えて、バッテリーサイズ増加の需要に応えるためでもあります。このように、周囲のコンポーネントの縮小化が進んでいます。
パーソナライズされた、あなただけのスマートフォン体験
マイクロンのスマートフォンメモリによりデータが息づく場所であり、パーソナライズされたインタラクティブなスマートフォン体験の可能性を最大限に引き出します。
1 一般に流通しているUFS 4.0製品のパッケージサイズと比較した結果(1TBの場合のみ)。