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Micron Gives

中等後教育への投資

マイクロン財団はアウトリーチ活動や助成金交付を通じて、学術関連のパートナーに協力しています。既存の大学との関係を強化しながら、対象を地域短期大学やスキル教育プログラムにも拡大し、これまでとは異なる方法で学生の支援をしています。また、必要となる教員やインフラの支援も行っており、将来、テクノロジー関連の仕事に学生が就けるよう応援しています。

従来とは異なる経路の拡大

マイクロンの活動は、従来のカレッジや大学への投資に加えて、テクノロジー業界の強力なキャリアにつながる、従来とは異なる経路にも拡大しています。アジアでは、非営利団体や他の資金提供者と協力し、STEM産業でのインターンシップや実習制度、雇用につながる機会を提供することにより、弱い立場にある女性と少女のキャリアに対する意識や就活スキルを高める取り組みを行っています。

米国では、全米科学財団(NSF)との複数年にわたる官民パートナーシップを立ち上げ、製造業と半導体に関する高等教育の発展を支援するために500万ドルの投資を2回行っています。NSFとマイクロンはこのパートナーシップを通じて、正確で興味をかき立てる教材の開発、教師の専門能力開発、学生の体験機会に共同で出資し、2年制大学や4年制大学、それにマイノリティを多く受け入れている教育機関も含む全米の高等教育機関における教育を改善しようとしています。

大学キャンパスを散策する学生たち

フェローシップと助成金

マイクロンのフェローシップと助成金は、最先端テクノロジー、社会的影響、教育に焦点を当てた取り組みを行う、平等に取り上げられていないグループの学生、教員、リーダーを支援しています。米国では、Georgetown Nonprofit Leaders of Color Fellowship(有色人種リーダーのためのジョージタウン大学非営利フェローシップ)を実施しており、アジアでは、マイクロンのフェローシップが女子学生や女性教授の研究機会を増やしています。 

教室で机に向かう学生たち

大学間の連携を強化

2023年に発足したマイクロンの大学ネットワークは、半導体・テクノロジー分野のキャリアへと導く強力な道筋を提供します。共通の目的や目標を策定し、世界中で、従来の大学のプログラムを超えて機会を追求する学生のためのつながりを増やすネットワークです。これらのネットワークを通じて、学生は米国半導体アカデミー(ASA)イニシアチブとSEMIが定める現代的なカリキュラム、体験学習、クリーンルーム、交換プログラムを利用できます。このネットワークはまた、教員、研究、そして多様性の取り組みも支援します。

UPWARDS for the Future(半導体の未来に向けた人材育成と研究開発のための日米大学パートナーシップ)ネットワークは、日米の11の大学をパートナーとして結び付け、全米科学財団(NSF)や日本産業界のパートナーである東京エレクトロン(TEL)も参加しています。

北西部大学半導体ネットワークは、米国の6州にまたがる14の大学を結んでいます。

北東部大学半導体ネットワークは、米国の7州にまたがる28の大学を結んでいます。

2023年度Micron Gives年次報告書

よくある質問

パートナーとなる中等後教育機関は、関連するエンジニアリングやSTEMプログラムの有無、マイクロンサイトの近隣に立地しているかどうか、ならびに財団の重点分野と合致するかを基準に選定しています。私たちの目標は、エンジニアリングやSTEM分野の学生と関わりのある大学やカレッジを選定し、長期的なパートナーシップを構築することです。

教授への助成金は限定的であり、その中等後教育機関とのパートナーシップの状況に基づいて提供されます。関心をお持ちの場合は、所属する大学の関係構築ご担当者と相談してください。

マイクロン財団は、毎年世界中で約60校の中等後教育教育機関を支援しています。

マイクロン財団は、直接、関係構築担当者と連携して、潜在的なパートナーシップの開拓をしています。

2023年度年次報告書

マイクロンの取り組みが、どのような変化をもたらしているのかをご紹介します。

情報開示

マイクロン財団は、米国の法律が定める501(c)(3)私立財団です。IRSフォーム990は、年次報告書です。