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クライアントSSD

UFS 3.1クライアントストレージ

マイクロンのUFS 3.1クライアントストレージデバイスは、業界をリードするストレージ密度¹でOEM製品設計の柔軟性を高め、価格を重視するクライアントプラットフォームに最適なユーザーエクスペリエンスを実現します。

176層NANDを搭載した世界初のUFSデバイス¹

Micron UFS 3.1クライアントストレージは、マイクロンの最先端176層NANDを搭載した世界初のUFSです。この先進的なNANDと各種機能により、業界で幅広く支持されています。

UFSはフットプリントが非常に小さいため、より柔軟なPC設計が可能に。クライアントOEMは、バッテリーやグラフィックの設計をさらに堅牢化し、価格を重視するクライアントプラットフォームに最適なユーザーエクスペリエンスを提供できるようになります。

Micron UFS 3.1の製品イメージ

メリット

並外れたバッテリー駆動時間を実現

Micron UFS 3.1デバイスの消費電力は、他のクライアントSSDフォームファクタと比べてアクティブ使用時**には最大83%2、スリープモード時には93%3削減されています。消費電力が低下したことでサーマルスロットリングが発生しにくくなり、パフォーマンスが向上するとともにバッテリー駆動時間が長くなります。

多様なユースケースに対応する創造的なPC設計を促進

M.2フォームファクタのSSDと異なり、マイクロンのUFSはソケットが不要です。厚さ0.8mm、11.0 x 13.0mmというサイズで、最小のM.2 SSDよりもPCB面積が78%広くなります4。コンパクトであるためスペースに余裕が生まれ、クライアントデバイスの設計の柔軟性が高まります。

e.MMC 5.1規格よりも大幅にパフォーマンスが向上

Micron UFS 3.1デバイスのコマンドキューテクノロジーにより読み取り・書き込みコマンドの同時実行が可能で、e.MMCと比較するとランダム書き込みは4倍、シーケンシャル書き込みは4~6倍高速化しています5。書き込み速度は最大1890MB/秒に達し、ファイルダウンロード時のバッファリング発生を防止します。

この資料の公開時点で公表されていた調査に基づいています。
アクティブモードの消費電力の比較:UFS –> VCCQ x ICCQ = 1.2V x 800mA = 960mW(最大)、2450 M.2 SSD –> 5500mW(最大)、(5500 - 960)/5500 = 83%
スリープモードの消費電力の比較:UFS –> VCC x ICC = 2.5V x 80µA = 0.200mW(最大)、2450 M.2 SSD –> 3mW(最大)、(3 - 0.200)/3 = 93%
PCB面積が78%広いという表現は、Micron UFS FS194/195/196データシートに記載されたxおよびyの寸法に基づくMicron UFSデバイスの面積143mm2と、M.2 22x30の仕様に記載されたxおよびyの寸法に基づく面積60mm2の比較に基づいた値を根拠としています。(M.2 22x30の寸法についてはhttps://www.snia.org/forums/cmsi/knowledge/formfactors#M2を参照)。(660-143)/660 = 78%。
e.MMCとUFSの比較に用いたランダム4KB読み取りは、それぞれ44KIOPS-53KIOPSおよび180KIOPS-200KIOPSです。e.MMCとUFSの比較に用いたシーケンシャル512KB書き込みは、それぞれ270MB/秒および1200MB/秒~1890MB/秒です。

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