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個人に寄り添ったものになっていく自律走行車

マイクロンテクノロジー | 2018年11月

「自律走行車(AV)は運転の楽しみを奪う」と言う人がいます。せっかちだったり臆病だったりする私たちは、自動車が適度なペースでのんびり走ったとしても、思ったより速く走ったとしても、コントロールできないことが気になるのです。

とはいえ、AVの中心的テクノロジーである人工知能を使うことは、自分を失うということではありません。これは自動車メーカーBMWのバイスプレジデントであるサイモン・オイリンガーと、世界25社の自動車メーカーにAIテクノロジーを提供しているサプライヤー、Visteonのバイスプレジデントであるビジャイ・ナドカーニの共通の意見です。

この活気あるマイクロンインサイト2018のパネルディスカッション「自動車におけるAI」では、「行動AI」の研究について話し合っています。自動車が私たちの気分、時間帯、運転スタイルなどに基づいて好みを判断し、それに応じて速度やスタイルを変えながら、私たちが好む音楽やニュースを流したり、重要なテキストメッセージやメールの着信を通知したり、お気に入りのコーヒースタンドに立ち寄ったりするようになるでしょう。

そのすべてが、私たちが思っているよりも早く実現するかもしれません。こうした変化がお近くの幹線道路までやってきて、朝の通勤が生産的で楽しめるものになり、個人に寄り添った関係を築いてくれるクルマが実現する時期についてご覧ください。