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READY Roboticsに備えよう

アンドリュー・バーンズ | 2020年5月

産業用ロボットをもっとシンプルに、効率的に、手の届く価格に……そして楽しくする会社をご紹介します!

産業オートメーションは加速度的に進んでいます。パンデミックが世界のサプライチェーンと生産に深刻な負担をかける中、展開が早く競争の激しいダイナミックな世界で、製造業者は再稼働を果たし競争力を維持するためのソリューションとして、人工知能、機械学習、ロボット工学といった自動化技術に注目しています。

産業オートメーションが今後どうなるかはまだ分かりません。ある未来では、サービスロボットが完全に人間の手作業の代わりとなるでしょう。またある未来では、ロボットが人間の労働が向いていない反復性の高い仕事や危険な仕事に限定されるでしょう。

またその間の、工場作業員がロボットシステムの専門家となり、人とロボット(人とコンピューターなど)が共に働き、人間の潜在能力と作業価値を向上させる、そんな未来もあるでしょう。

これこそが、READY Roboticsが築こうとしている未来であり、先日マイクロンが自社のAIファンドを通じてREADY Roboticsに出資した理由です。

READYがロボットアーム用OSを開発

READY Roboticsはロボットを作るのではなく、ロボットを制御するソフトウェアとユーザーインターフェースを開発しています。

ロボットを制御するモバイルディルプレイの前に立つ男性

READYを導入する前は、各ロボットメーカーが独自のソフトウェアと制御システムを提供していました。そこには一定の基準がなかったため、プログラミング言語と制御システムはメーカーごとに大きく異なり、ロボット作業のプログラミングや再プログラミングには何年もの技術訓練とスキルが必要でした。

READYを導入する前は、工場の現場でロボットアームを再プログラミングするには、数週間と専門家に支払う数千ドルの費用が必要でした。READYを導入すれば、アームの再プログラミングは数分で済み、工場の現場にいる人たちによって行われます。

どうしてこれが重要なのでしょう?

最近のホワイトペーパーで、医療用人工呼吸器の部品メーカーAlicat Scientific社への導入について、READYはこう説明しています。READYの導入により、Alicatには下記のようなメリットがありました。

  • READY Roboticsによる現場サポートゼロ
  • 3日以内で完全自動化をセットアップ
  • 遅延を引き起こしたであろう作業の成果が74%向上
  • 30日以内に投資金額の全額を回収

これが、産業用ロボットがもたらす成果です。しかし、READYロボティクスの真価はより細部に存在します。Alicat Scientificの機械工場マネージャー、グレッグ・キャムロンは「開梱作業から研修、セットアップに至るまで、機械加工の世界で経験したことがないほど簡単な作業でした。それだけでなく、機械技術者たちは作業が楽しいと感じたようです!」と語ります。

ロボットアームを簡単に……そして楽しく?

高品質で、論理的で、簡単に使えるOSは、個人のパソコンやスマートフォンの価値を引き出すポイントでした。READYも同じです。コワーキング環境における自動ロボットモーションの幅広い技術ライブラリから、グラフィックユーザーインターフェースベースのプログラミングやロジカルフロー開発まで、READYは熟練の専門家や初めてのユーザーに関わらず、誰もがロボットシステムのプログラミング、セットアップ、管理をシンプルで簡単に行えるようにしています。READYの技術は、使いやすく安全であることと共に、工場の管理者にとって直近の課題である相互運用性とプログラミング知識の問題に対処するために、一から構築されています。

しかし、どうして楽しいと言えるのでしょうか?

READYのCEOであるベン・ギブスはこう説明します。「ロボットアームだけでなく、作業の自動化に必要なすべてのツールについて、ユーザーがシンプルなインターフェイスで直感的に操作できるようにしました。これによりユーザーは、一般的にシステムのセットアップ時に経験する低レベルなハードウェア統合にストレスを感じる代わりに、ロボットに作業を実行させるという重要な仕事に集中することができます。」

ロボットとメモリがオートメーションを変える

パンデミックは世界中の製造業に影響を与えました。どんな未来になるか分かりませんが、私たちはREADY Roboticsのようなソリューションが、生産の再開と国内製造業の競争力強化の両方に不可欠だと考えています。

マイクロンがREADY Roboticsに出資したのは、ロボットシステム要件と計算ワークロードをよりよく理解するためでもあります。マイクロンは、READY Roboticsやその他の産業パートナーと共に、従来のメモリおよびストレージソリューションから振興の人工知能ソリューションに至るまで、ロボットの計算ワークロードをより高速かつ効率的に実行し、最終顧客に高い付加価値を提供するための新たな技術ソリューションを探求しています。

READY Roboticsの詳細や、マイクロンがお客様の産業オートメーションの変革を支援するその他の方法についてご興味をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。

アミット・ガッターニ — 組み込みビジネスユニット、セグメントマーケティング、シニアディレクター agattani@micron.com

アンドリュー・バーンズ — マイクロンベンチャーズ、ベンチャーキャピタル、ディレクター abyrnes@micron.com

Director, Venture Capital - Artificial Intelligence

Andrew Byrnes

Andy is with Micron’s AI fund investing in some of the world’s top startups. He’s a recovering startup founder, writer, and solar/battery materials geek, and when he’s not thinking about technology innovation and startups, he’s probably running or doing something weird with his young’uns. And he’s big on words like “young’uns.”