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アフリカ系アメリカ人女性の同一賃金デーを機に、公平な賃金を獲得する方法を学ぶ

マイクロンテクノロジー | 2021年8月

あなたはアフリカ系アメリカ人で、女性で、テクノロジー業界で働いていると考えてみてください。こうした不利な条件が重なっているにもかかわらず、今、こうして働いているあなたを私は誇りに思います。問題は、公平な賃金をどのように獲得するかです。

私にとって、賃金はとても身近で個人的な問題です。私のキャリアにおいて、私は報酬と福利厚生の専門家として直接的な経験を持つという幸運に恵まれ、さらには、基本給、ボーナス、株式報酬、スポットアワード、繰延報酬、その他の報酬オプションなどを含む、報酬のさまざまなな福利厚生を丁寧に教えてくれたメンターや支援者にも恵まれました。

また、私はキャリアの変化を通じて正当な報酬を得るための交渉スキルを磨くことができ、その結果、私が会社にもたらす価値について率直に発言できるようになりました。私もまた、皆さんと同じ、テクノロジー業界で働くアフリカ系アメリカ人女性です。マイクロンでは、私は公平な賃金を監督するチームの一員であり、世界中で公平な賃金を達成した実績に誇りを感じています。

アフリカ系アメリカ人女性の同一賃金デーに敬意を表し、これまでの幸運のお返しとして、皆さんが提供する価値に対して適切な報酬を得るための実践的なアドバイスを以下にお伝えしたいと思います。

  1. 報酬についての自分の気持ちと正直に向き合いましょう。自分には現在得ている報酬に見合う価値がないと思うなら、あなたは、公平な賃金を得る権利を主張できるのは自分以外に誰もいないことを忘れています。
  2. 自分の役割、職務レベル、勤務先の組織、自分のパフォーマンスに応じた報酬水準をきちんと調べましょう。私たちは、大きな額の給与をもらえば満足するよう教え込まれています。しかし、だからといって「公平な」賃金を得る機会を放棄するべきではありません。「公平な」な賃金はそれよりもさらに大きな金額かもしれないのです。(さあ、繰り返しましょう。「大きな金額」は「「公平な金額」とは限りません!)
  3. 利用できるすべての報酬オプションに関する知識を得ましょう。また、報酬の決定がいつ、どのようにされるのかを知れば、それに応じた計画も立てられます。
  4. 自分のパフォーマンスにより深い関心を持ち、あなたが会社にもたらす価値とマッピングしてください。あなたのパフォーマンスと価値との間にはどのくらい差がありますか? 会社は、提供された価値に対する公平な報酬を確実に支払うため、一般的にどのような計測方法を使っていますか? 能力主義に応じた報酬という目標に近づくには、何をすればよいでしょうか?
  5. 自分から求めなければ、得られるものも得られません。女性として、とりわけアフリカ系アメリカ人女性として、私たちはテクノロジー業界で高収入の仕事に就いているだけでも恵まれていると思いがちです。だからといって、私たちが公平な報酬を得ているとは限りません。皆さんには、あえて、自分が提供する価値に見合うものを堂々と求めることをお勧めします。その価値とは、皆さんの同僚や業界の同等レベルの人々が提供する付加価値と同等の価値です。
  6. あなたの会社における賃金の平等について考え、発言し、行動しましょう。あなたの会社が賃金平等のより良き擁護者になり、あなたが個人的に賃金平等憲章を支援するにはどうすれがよいかについて、あなたの会社のマネジメントチームにアドバイスやガイダンスを求めてください。詳しくは、マイクロンの賃金平等に関する調査をご覧ください。
  7. メンターや支援者を探し、報酬に関する難しい対話をするためのサポートを受け、明確で率直かつ協力的で礼儀正しい態度で対話に臨めるよう、導いてもらいましょう。
  8. 報酬に関する支援ネットワークを構築して、お互いを励まし合いましょう。また、仕事関係のネットワークを通じて進歩をゲームのように楽しむのも一案です。ただし、きちんと線引きをし、尊重の気持ちは忘れないでください。
  9. 根気よく、小さな一歩を祝う気持ちが重要です。ローマは一日にして成らずと言います。どんな小さなものでも、前向きの進歩を喜びましょう!
  10. 自分のことだけに留まらないようにしましょう。肌の色、ジェンダー、または役割にかかわらず、他者のためにも立ち上がりましょう。恩送りの精神で、進んで他者の支援者やメンターになりましょう。

賃金平等は、アフリカ系アメリカ人女性だけでなく、またアフリカ系アメリカ人女性の同一賃金デーだけでもなく、毎日、あらゆる人のために達成すべきものです。最後に、私たちがより大胆でより強く、より連帯したスタンスで行動できるよう、「あなた自身」が何をするかを考えてください。#letsallgetpaid #FairPay