俳優、文筆家、そしてLGBTQ+のアクティビストでもあるジョージ・タケイの言葉で言うと、「私たちは違いを目にしても心を乱さず、インクルージョンのままに暮らし、人類の多様性の不思議に目を凝らすべきです。」 この引用文は、プライド月間の本質を完璧にとらえています。プライド月間は、LGBTQ+の権利運動の転機となった、ニューヨーク市で1969年6月に発生したストーンウォール事件を記念して、毎年6月に祝われます。
プライド月間は、LGBTQ+コミュニティのみのものではありません。それは、LGBTQ+の平等に向けた進歩を評価し、LGBTQ+の権利のための継続的な戦いについて啓発し、社会での受け入れを推進する機会です。
プライド月間を祝うにあたり、LGBTQ+コミュニティが直面する課題について考え、すべての人々のためによりインクルーシブで平等な社会を目指して前進することが重要です。マイクロンは、LGBTQ+の権利とは人権であり、差別と偏見に対して声を上げるのは誰もに課せられた義務であることを理解しています。安全な職場を創出すれば、私たちの事業に必須のイノベーションを加速させることができると私たちは確信しています。
マイクロンでの2023年プライド月間のテーマは、「仕事におけるプライド、職場でのプライド」です。それは、卓越性、イノベーション、そしてインクルージョンへの会社の献身を称える機会でもあります。プライド月間中、マイクロンは従業員向けにいくつかの注目すべきイベントを主催します。例えば、「The Dads」のオンライン上映に続き、監督のルチーナ・フィッシャーとのトークセッションが行われます。この映画で描かれるトランスの若者を育てる父親たちに触発され、私たちはしばしば見過ごされているトピックについての真面目な対話を促進し、お互いの理解が深まる会話を通してチームメンバーがつながれる、安全でインクルーシブな職場環境を創出する努力を続けています。
マイクロンは、イノベーション、経済成長、そして社会の進歩を後押しする多様性とインクルージョンの価値を認識し、LGBTQ+コミュニティのメンバーが過半数を所有する事業と互恵的パートナーシップを構築する取り組みを行っています。こうした取り組みの証として、マイクロンは最近、WEConnect Internationalが、Disability:INおよびNational LGBTQ Chamber of Commerceとともに選出するプラチナトップグローバルチャンピオンに選ばれました。この権威ある賞は、すべての調査参加者の中で、米国外の多様なサプライヤー関連支出の占める割合が最も多い組織に与えられるものです。
マイクロンは、世界中および私たちがホームと呼ぶ地域において、基本的な人権を擁護、推進することにより、すべての人々のためにより公正な未来を創ることに全力を挙げています。ジェンダー、人種、およびLGBTQ+の平等を擁護することは、マイクロンが掲げる6つのDEIの約束の1つです。昨年度のマイクロンの取り組みを以下に示します。
- 社内ポリシーや福利厚生制度におけるインクルージョンの実践を評価する指標において、インド法人、日本法人、米国法人がLGBTQ+のチームメンバーを支援しているとして高い評価を受けました。
- 台湾の組織とのコラボレーションを通じて、LGBTQ+指標を立ち上げました。
- 複数の取り組みにおいて、Human Rights Campaignとパートナーシップを締結しました。
- マイクロンのプライド+アライ従業員リソースグループ(ERG)を支援して、チームメンバーによる結婚尊重法案支持の手紙キャンペーンを展開しました。
- Alliance for Global Inclusionとパートナーシップを組み、コーポレートCDIO、プライド/LGBTQ+リーダー、アライ、そしてエグゼクティブスポンサーが参加する招待制のフォーラム、Beyond the Rainbowを主催し、立ち上げました。これは、職場におけるLGBTQ+についての真の理解とインクルージョンへの道を築くための対話型のフォーラムです。私たちは、コーポレートCDIOとLGBTQ+コミュニティの両方の意見を聞き、成果志向の前向きな方法で双方の相互理解を促進しました。PFLAG National/Straight for Equalityのメンバーである、マイクロンのパートナーたちからのインサイトでは、LGBTQ+インクルージョンのためのデータ活用、アライへの学習リソース提供、進歩と平等の擁護者を保護することの重要性が強調されました。
マイクロンが何年もの間提供してきたインクルーシブな医療と家族形成のための福利厚生を基盤として、今月、私たちはプライド+アライERGとのパートナーシップを通してマイクロン初のLGBTQ+米国福利厚生ガイドを発行します。コミュニティのメンバーとその家族が利用できるこの福利厚生は、マイクロンからのコミュニティへの投資を形にしたものです。
プライド月間は、多様性の受容、LGBTQ+の権利の擁護、そして進歩を祝福することが引き続き重要であることを再認識する機会です。取り組むべきことはまだ数多くありますが、マイクロンは引き続き、誰もが真の自分として生きることができる、より平等な世界の創出に尽力していきます。