マイクロンは、業界の最先端であり続けるためにすべての人々が半導体業界でキャリアを築くことができるように道を開き、さらには拡大するために取り組んでいます。私たちが実施しているダイバーシティ、イコーリティ、インクルージョン(DEI)の意欲的な5つの取り組みのうちのひとつは、採用パイプラインを拡大することであり、具体的には従来と異なる採用経路の活用や、少数派グループおよび社会的に不利な立場に置かれている人々の採用が挙げられます。
誰もが独自の経歴を持ち、半導体業界で成功するための必要なスキルや経験は、従来の4年制大学での学位だけではないことを私たちは認識しています。そのためにマイクロンでは、この仕事につながる幅広い道筋を見定め、半導体業界でのキャリアがより身近なものになるように障壁を取り除いています。DEIへの取り組みは、私たちの仕事の基盤となっています。事業運営に意図的にインクルージョンを組み入れることで、イノベーションは向上し、誰もがより大きな可能性を開花させることができるのです。科学、技術、工学、数学(STEM)分野のエキサイティングなキャリアや高収入の仕事にすべての人々がアクセスできるようにするための私たちの取り組みの1つが、マイクロンの登録実習プログラムです。
実習制度は、「働きながら学ぶ」という学習形態を通じて、個人が長期にわたってキャリアにアクセスできるようにするものです。マイクロンでは、実習生が準学士号を取得できるよう柔軟性を保ちつつ経済面で支援しながら、実地研修を行っています。実習生には、競争力のある賃金、漸進的昇給、医療給付が提供され、授業料はマイクロンが負担します。現在、アイダホ州とバージニア州のファブで実習制度を実施しており、今後は米国の他の事業所にも拡大していく予定です。2022年11月にこのプログラムを開始して以来、46名が3つのグループに分かれて参加しました。
全米実習制度週間は11月17日から23日まで開催され、11月18日にはアイダホ州初となるグループの実習生によるプログラム修了を祝います。私はこのことを大変誇らしく思うとともに、マイクロンが多様で優れた人材プールの拡大を継続していることの表れであると考えます。
プログラムを修了する実習生のみなさん、おめでとうございます。また、マイクロンの実習プログラムをはじめ、このような制度を実施してくださっている雇用主、業界代表者、労働組合、地域社会団体、労働力支援パートナー、教育機関、連邦政府、州政府、地方自治体の各機関の皆さまに感謝申し上げます。
実習生育成の道を開拓するというマイクロンの取り組みは米国にとどまらず、2025年にはインドにも拡大する予定です。
私がマイクロンを素晴らしいと思うのは、私たちが可能だと思う範囲を超えて思考することで、私たちは未来を変え得る大胆なアイデアを創造し、設計し、立ち上げることができるからです。私たちは、業界の障壁を取り除くことで、すべての人々が参加できる機会を創造することができます。優秀な人材はあらゆる場所にいるのですから。このような考え方によって私たちは時代を先取りし、独自の存在となり、マイクロンをマイクロンたらしめています。