マイクロン財団が創立25周年を迎えるにあたり、私は、世界各地でより強い地域社会を築くためにも、レジリエンスの力と迅速対応の重要性に光を当てられることを光栄に思います。本特集では、都市の強靭化に向けた先駆的な構想である「ペナン・レジリエンス戦略」を取り上げ、危機対応におけるパートナーシップと思いやりを重視するマイクロンの取り組みが、どのように前向きな変化を促してきたかを掘り下げます。このストーリーは、マイクロンの社会貢献の歴史を形作ってきた人々、プロジェクト、理念を称える「25 Years of Impact」の一環です。
ペナン・レジリエンス戦略:都市の強靭化に向けた構想
2025年8月1日、マレーシアのペナン州は、前例のない「レジリエンス戦略」を正式に発表しました。これは、将来に備え、インクルーシブでサステナブルなペナンを築くという同州の取り組みを裏打ちする重要な節目となりました。この戦略は、18か月にわたる地域社会との深い対話と専門家との協働を通じて策定され、経済、環境、社会面での課題に対するペナンの対応力を高める実行可能な計画を柱としています。
これらのプロジェクトは、180万人を超える人々の暮らしにプラスの影響をもたらすことを目的としています。対象となる人々は都市部から農村部まで200以上の地域社会に広がっており、その70%は洪水が発生しやすい地域に暮らしています。また、27万人の高齢者と数十万人の学齢期の子どもたちも対象となります。
マイクロンは、一つの都市がグローバルなレジリエント・シティ・ネットワークに加盟できるよう支援した企業として、アジアで初めての事例となりました。マイクロン財団からの資金提供と、マレーシアのマイクロンチームによる献身的な取り組みを通じて、私たちは単なる資金提供にとどまらず、戦略的な知見を共有し、地域社会への働きかけを促進することで、変化を促す役割を果たしました。
またペナン州政府、他の企業、NGO、学術機関と協力し、官民パートナーシップがもたらす結束のモデルを示しました。それは、地域社会が共通の目的と、レジリエンスを高めていくという思いのもとに結集するというモデルです。
このモデルは、大小を問わずどんな行動でも、より強く、より一体感のある、よりレジリエントな都市づくりに貢献できることを示しています。今回の発表は、単なる政策上の節目にとどまらず、パートナーシップと共通の目的を際立たせるものとなり、その恩恵は最終的にペナンの域をはるかに超えて広がっていくでしょう。こうした戦略とそこから得られる知見は、レジリエント・シティ・ネットワークが運営するデジタルプラットフォーム上で公開され、他の都市もそれを参考にして取り組みを実施できるようになります。詳細を見る
最も必要とされるときに支援を
レジリエンスとは、単に未来に備えて計画することではありません。災害が発生したときに対応することも重要です。マイクロンの迅速対応活動は、危機発生時に地域社会を支援するという取り組みを示すものです。
私たちの迅速対応活動は、特定の地域や特定の危機に限定されるものではありません。チームメンバーが暮らし、働くすべての国で、危機発生時の支援を行っています。ここ2年間だけでも、マイクロン財団とマイクロンのチームメンバーは、台湾の台風や米国の山火事に対する災害救援のほか、ドイツ、イタリア、日本各地での地域復興支援など、さまざまな活動を支えてきました。私たちが支援を行うたびに、それがアジアであれ、南北アメリカであれ、EMEAであれ、その行動にはレジリエンスを大切にし、助けを必要としている人々への思いやりを大切にするという私たちの共通の姿勢が表れています。
例えば、マレーシアが過去50年で最悪の鉄砲水に見舞われた際、マイクロン財団は洪水の被災者を支援するため、MyKasih財団やMERCY Malaysiaといった現地団体に寄付を行いました。マイクロンのチームメンバーは、ボランティア活動や積極的な寄付キャンペーンを通じて力を合わせ、災害支援に向けて寄付を行うとともに、マッチング資金を受け取ることもできました。
危機発生時に立ち上げた寄付およびマッチングキャンペーンを通じて、私たちは迅速に対応し、地域の立て直しに奮闘する現地団体に惜しみなく寄付できるようチームメンバーを支援してきました。これらの取り組みは、マイクロンに根付く社会貢献の文化を示すものです。私たちは共通の目的のもとに結束し、世界中で活動を展開しながら、災害発生時に支援の手を差し伸べることを目指しています。
マイクロンの迅速対応活動は、必ずしも金銭的な支援に限られません。
マイクロンのチームメンバーは、人命を救うために献血も行っています。
レジリエンスは、災害対応だけでなく、日々の思いやりある行動によっても築かれます。中国、インド、シンガポール、米国の各サイトでは、マイクロンのチームメンバーが一丸となって献血活動に参加し、助けを必要としている人々に「命の贈り物」を届けています。インドのグジャラート州では、2025年夏にアーメダバードで発生した飛行機事故の被害者を支援するため、チームメンバーがインド赤十字社と連携し、MSTIで献血活動を実施しました。このサイトでの取り組みにより、チームメンバーは危機的な状況の中で意義ある支援を行うことができました。従業員からは128ユニットの血液が寄付されました。マイクロンはこの迅速かつ組織的な対応により、助けを必要としている人々を支援して社会に貢献するという姿勢を示しました。
中国では、マイクロン西安も西安血液センターと連携し、サイト内で従業員による献血活動を実施しました。数十人のチームメンバーが、患者を支援するために自ら進んで参加しました。米国各地のサイトでは、年間を通じて献血活動を行っています。バージニア州マナサスでは、チームメンバーが「鎌状赤血球症啓発月間」に合わせて献血活動を実施しました。コロラド州ロングモントでは、マイクロン・ウィメンズ・リーダーシップ・ネットワークが、パワーレッド献血と全血献血を中心とする献血活動を実施しました。危機に対応するためであれ、必要なときに血液を届けられるよう献血するためであれ、これはマイクロンのチームメンバーが地域社会に貢献する大切な方法のひとつです。
台風被災地での復旧ボランティア
最近、台風が台湾を通過した後、マイクロンのチームメンバーは、レジリエンスと地域社会を支える真の精神を示しました。台湾各地のサイトから集まったボランティアが、台風後の清掃活動に参加し、地元のパートナーと協力して、近隣地域や公共スペースの復旧に取り組みました。台湾のチームメンバーによる迅速で自発的、そして心のこもった対応は、自然災害発生時に奉仕活動を通じて地域社会を支援するというマイクロンの姿勢を体現するものです。
これらは、私たちの支援が資金面にとどまらないことを示すほんの一例です。チームメンバー一人ひとりの取り組みは、地域社会への貢献、企業の社会的責任、そして力を合わせて行動することの大切さをよく示しています。
レジリエンスの構築から災害支援、日々の思いやりある行動に至るまで、マイクロンの歩みは、共通の目的のために団結したときに、私たちがどれほど大きなインパクトを生み出せるかの証となっています。将来に目を向けるとき、私たちは皆様と共に、レジリエントな地域社会を築き、最も必要とされるときに対応していきたいと考えています。ぜひ、私たちの活動をご支援ください。
影響の大きかったその他のストーリーや参加方法については、https://micron.com/givesをご覧ください。