「今日私たちは、求められる変化を起こすために必要な波に注目したい。それこそがERGなのだから。それこそが皆さんの役割なのだから」
マイクロンの第2回従業員リソースグループ(ERG)リーダーシップサミットは、詩人のセコウ・アンドリュースのこの言葉で幕を開けました。バーチャルプラットフォームを通じて開催されたこのイベントには、世界中の300名以上のERGリーダーとエグゼクティブスポンサーが参加し、マイクロンのインクルージョンの文化を強化することを再確認し、決意を新たにしました。
社外の講演者やマイクロンの幹部からのインスピレーションは、参加者に強い印象を残しました。マイクロンの最高人材責任者のエイプリル・アーンゼンは次のように述べました。「皆さんが面接を担当する応募者、新たに迎え入れる社員、指導するメンティー、育成に携わる地域社会、そして、共に闘う疎外された人々の声に、皆さんが与えるインパクトを考えてください。皆さんのおかげで、私たち全員、そしてマイクロンはより良くなります」
アジアのCapable ERGの共同リーダーであるジャスミン・モンもその波に乗りました。「セコウ・アンドリュースさんとのセッションに、ERGのメンバーの皆さんと同席できることを光栄に思っております。どんなに小さな波もやがては大きなうねりとなり、インパクトを与えることができるでしょう」
ERGリーダーへの報奨
マイクロンが前回のERGリーダーシップサミットを開催してからの1年の間に、私たちのERGは募金キャンペーンをさらに強化し、マイクロン財団の助成金を受ける非営利団体を認定し、チームメンバーの99.9%が出席したインクルージョンアライトレーニングを実施するなど、マイクロンにおいて重要な役割を果たしていることを示しました。チームメンバーは、アジア系アメリカ人・太平洋諸島系アメリカ人ネットワークという新たなERGを創設すると同時に、世界中のグループのメンバーを倍増させ、実に20もの新たなERG支部を増やしました。
今や、マイクロンでは15,000人以上のチームメンバーがERGに所属しています。各グループを率いるのは、通常の職務に加えて、これらの役割を担うチームメンバーです。マイクロンのCEOであり、アフリカ系アメリカ人従業員ネットワークのエグゼクティブ共同スポンサーを務めるサンジェイ・メロートラは、サミットにおいて、ERGでリーダーシップの役割を6か月以上にわたって務めたチームメンバーには報奨金が支給されることを発表しました。サンジェイは次のように述べました。「エグゼクティブスタッフは、皆さんがERGリーダーとして成し遂げてきたことを大変誇りに思っています。私たちは、皆さんの貢献、努力、そして皆さんがマイクロンのために活動をさらに推進してくださったことに、心から感謝しています」 マイクロンは、Fortune 500社のうち、ERGリーダーの尽力に対して報奨を支給している、わずか5%の企業の1社です。
スキル育成、インスピレーションの喚起、ネットワーキング
マイクロンのERGリーダーたちは、社内外の講演者から刺激的な話を聞くだけでなく、リーダーシップスキルに磨きをかけ、アメリカンフットボールチームのサンフランシスコ49ers(フォーティーナイナーズ)、グーグル、ラムリサーチ、サンラン、ウーバーなど他社のパネルと交流する機会も得ました。サンランのマーカス・アショール氏は、ERGリーダーが自らの体験談を分かち合う重要性について、次のように述べました。「私がERGのリーダーと協力して何かを行うときにはリーダーにこう尋ねます。『その体験を他の人にどうやって伝えますか?』と。皆さんのすべての行動には、2種類の聞き手がいます。ERG設立の目的となったアイデンティティを持つ人と、助けたい、自分も関わりたいと思っている大勢のアライです。だからその両方を引き入れられる方法を見つけてください」
サミットの参加者たちは、リーダーからリーダーへ、国から国へとバーチャルのキャンドルをリレーしてつながりを共有し、今年のERGリーダーシップサミットのテーマである「Stronger Together(共に強くなる)」に光を当てました。DEI人材管理の責任者であるオスカル・カシージャスはリーダーに向けて「皆さんの情熱がこのキャンドルに火を灯し、私たちのつながりを象徴的に世界中に伝えています」と述べました。
参加者の多くは(私も含めて)2日間のバーチャルサミットで力をもらい、マイクロンを「すべての人々のための」職場にするという使命に注力する準備を整えました。PRIDE+Alliesカリフォルニアの共同リーダー、メリンダ・カッシス氏は「輪に入るとき、自分がありのままに受け入れられていると感じれば、そこに居場所を見つけ、貢献したいと思えるようになります」と述べています。