イタリアとドイツのマイクロンのサイトでは、雇用しているチームメンバーは数百人です。他のグローバルサイトのように何千人ものチームメンバーを雇用してはいませんが、ビジネスを推進し、誰もが働きやすい職場環境を提供する面で革新的です。
これは単なる宣伝文句ではありません。働きがいのある職場研究所が集計した2021年のランキングをご覧ください。
マイクロンのイタリアのサイトは、イタリアの働きがいのある職場ランキングで、10位から7位に順位が上昇しました。マイクロンのドイツのサイトは、ドイツの働きがいのある職場ランキングに初登場し、33位にランクインしました。また、バイエルン地方の「働きがいのある職場」ランキングで11位にランクインしました。
意義深いことに、これらのサイトは世界的なパンデミックのプレッシャー下で仕事をしながら、このような評価を達成しました。実際にマイクロンイタリアは、チームメンバーの信頼指数調査の回答に基づくレジリエンス(詳細は下記をご覧ください)と、パンデミックの際にマイクロンが採用した革新的なポリシーに対し、特別な評価を受けました。
「マイクロンイタリアとチームメンバーは、混乱と不確実な時期にあっても心を込めて地域社会とお互いを支え、公平性とインクルージョンの文化を維持しました」とイタリアのカントリーマネージャーのロベルト・ベズは述べています。
イタリアとドイツでは何が起きているのでしょうか?
マイクロンのドイツとイタリアのサイトは、過去30年間にわたる買収を通じてマイクロンファミリーの一員となりました。1992年のミュンヘン、レオポルドでのサイトの設立が始まりです。ミュンヘンの2カ所目のサイトは、2013年にエルピーダを買収した際に設立されました。この2カ所のサイトに在籍する合計140人のチームメンバーは、DRAMの設計、エンジニアリング、テストを専門としており、自動車業界の主要な企業や、グラフィック、ネットワーキング、その他の最先端アプリケーションにDRAMを導入している顧客との強固な関係を築いてきました。マイクロンドイツは、大学や地元の中学校・高校とともに、特に情報テクノロジーのSTEM教育を支援しています。
マイクロンはイタリアに4カ所のサイトがあり、ヴィメリカーテ、アルザーノ、アヴェッツァーノ、パドヴァの各サイトで500人超のチームメンバーを雇用しています。マイクロンイタリアは、最先端メモリテクノロジーや設計、交換ゲートNAND、メモリシステムのパスファインディングなど、テクノロジー開発に非常に注力しており、電気的特性評価、相補型金属酸化膜半導体開発、TCAD、モデリングを行うためのラボを備えています。マネージドNANDデバイスに注力し、mNANDの世界的な品質監査のリーダー、自動車部門におけるアプリケーションエンジニアリングの主要リーダーとなっています。マイクロンイタリアは、学校、大学、業界とのコラボレーションモデルを開発し、STEMとインクルージョンの文化を促進しています。
これらのサイトが働きがいのある職場である理由は何ですか?
働きがいのある研究所は、信頼指数調査を実施し、企業の人事プロセスと実践の監査により、会社を「働きがいのある職場」に認定します。
ポジティブな職場体験にとって強固な文化と充実したプログラムは不可欠です。働きがいのある職場ランキングを決定する際は、信頼指数調査におけるチームメンバーのフィードバックが会社の合計スコアの3分の2を占めます。
ミュンヘンデザインセンターのシニアディレクターであるマルクス・バルブと、自動車マーケティングのシニアディレクターであるラインハルト・ヴァイグルによると、マイクロンがヨーロッパで受けた世界的な評価は、困難な時期にもかかわらず驚異的なエンゲージメントの水準を示しており、どのような状況でも、チームメンバーのエンゲージメントに重点を置くことがマイクロンにとって重要であることを確認するものとなりました。ドイツとイタリアでは、チームメンバーの約70%がマイクロンでの仕事に関するフィードバックを提供しました。意義深いことに、マイクロンイタリアの全体的な調査結果が、2020年の結果に比べて9%増加しました。(他の企業は平均で4%の改善でした。)
両国のチームメンバーは、仕事満足度やダイバーシティ、イコーリティ、インクルージョンにおいてマイクロンを高く評価しました。イタリアでは地域社会支援のスコアが2020年と比較して最も改善しており、パンデミックの間、マイクロンとチームメンバーが地域社会に示した素晴らしい献身が反映されています。ドイツでは仕事満足度のスコアが最も改善しており、チームメンバーが自分たちの会社の利益の分配に満足していることが影響しています。
アンケートへの参加により、チームメンバーは、マイクロンがプログラムの構築と向上、新しい機会の発掘、懸念事項への対処を継続できるようにするためのフィードバックループを形成します。こうした変化は、エンゲージメントを促進し、フィードバックループを推進します。2021年現在、マイクロンのすべての対象サイトが働きがいのある会社研究所に認定されたことを誇りに思います。ドイツとイタリアのサイトが得た評価には、特に誇りを感じています。