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優秀賞:マイクロンの品質管理がEFQMから高評価を受ける 

ヒロ・フクト | 2024年7月

グループ写真

マイクロン台湾(OMT)およびマイクロンシンガポール(MSB)が特筆すべき高い評価を獲得しました。欧州品質管理財団(European Foundation for Quality Management、EFQM)がその創設以来30年以上にわたって審査を行ってきた5万社以上の企業の中で、両サイトは上位10%にランクインし、どちらも優秀賞を受賞しました。台湾のOMTはパフォーマンスおよび変革について、シンガポールのMSBは集団的リーダーシップについて評価されました。

EFQMモデル

2年前に、マイクロンはオペレーショナルエクセレンスの質を高めるための取り組みをスタートさせました。その第一歩として行ったのが、マルコム・ボルドリッジ賞や新郷賞、EFQMグローバルアワードなどのモデルを検討することでした。私たちは、総合的な評価基準を持ち、製造業界における強いプレゼンスを有し、自動車などの事業分野との関わりの深いEFQMモデルを採用することを決定しました。

厳格な評価

1年目に、私たちはEFQMモデルをマスターすることに注力しました。その評価基準をマイクロンのニーズに適合させるために、EFQMとの密接な協力体制のもと、取り組みを行いました。私たちはパイロット拠点を選定しました。台湾のOMTとシンガポールのSBMです。この2つの拠点が正式な評価プロセスにおけるリード役を果たします。評価は広範にわたり、要求度の高いものでした。自社の事業の様々な側面、コミュニケーション戦略、そして利害関係者からのフィードバックのメカニズムについて、深い分析を行うことが求められました。

評価と称賛 

私たちの努力はすべて報われました。6月初旬にインスタンブールで開催されたEFQMグローバルアワードカンファレンスにおいて、フロントエンド製造担当コーポレートバイスプレジデント兼台湾統括マネージャーの盧東暉と、MSBバイスプレジデントのジアーニパオロ・メッティフォーゴが、OMTとMSBを代表して賞を受け取りました。これらの栄誉は、この2つのサイトが実践してきた卓越した効率性、そして継続的な改善を裏付けるものであり、この2拠点の戦略的なビジョンや妥協なき卓越性の追求に光を当てることとなりました。

マイクロンは、台湾とシンガポールでEFQMの賞を受賞した初の企業となりました。EFQMモデルを採用して1年目でこの権威ある賞を受賞できたという事実は、私たちのチームの仕事の素晴らしさの証明となりました。

マイクロンのオペレーショナルエクセレンスに向けた取り組みの大きな節目となる今回のOMTとMSBの受賞を、皆さんも一緒にお祝いしましょう。

Corporate Vice President, Global Quality

Hiro Fukuto

As Micron's corporate vice president of Global Quality, Hiro Fukuto is responsible for the company’s worldwide quality organization. He earned a bachelor’s degree in materials science and engineering from the University of Washington, a master’s degree in materials science and engineering from the University of California, Los Angeles, and an MBA from the Haas School of Business at the University of California, Berkeley.