エコシステムはあらゆる業界にとって重要なものであり、特にテクノロジーの世界では欠かすことができません。マイクロンは、PCIe Gen6エコシステムを確立するため業界初のPCIe Gen6 SSDを開発し、ストレージテクノロジーにおけるリーダーシップを再び世に示しました。世界最速のデータセンターSSDであるMicron 9550 NVMe™ SSDを先日発表しましたが、これはそれに続いて、AIストレージにおけるマイクロンのリーダーとしての地位をさらに強化するものです。
データセンターのワークロードを取り巻く状況は変化が激しく、より高速なストレージへの需要は途方もないペースで高まっています。PCIeの新世代の仕様が発表されたペースからもわかるように、従来以上のパフォーマンスを発揮するPCIeデバイスへのニーズが加速しています。
マイクロンのデータセンターストレージグループを担当するバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのアルバロ・トレドは、次のようにコメントしています。「AIをはじめとするデータ負荷が高いワークロードによって、データセンターでは従来以上のパフォーマンスを持つストレージへのニーズが強まっています。そのため、マイクロンはエコシステムの支援を目指して業界初のPCIe Gen6 SSDを開発しました。成長し続ける将来の需要に対応できる設計となっており、超高速スループットのワークロードに対する顧客のニーズに応え、比類のないスピードを提供します」
AIのPCIe Gen6エコシステムは、データ負荷が高いワークロードの急速な成長と、結果を早く出したいという要望によって推進されるでしょう。AIアプリケーションが効率的に機能するには、多くの場合、莫大な計算能力と高速のデータアクセスが必要となります。PCIe Gen6テクノロジーのエコシステムは圧倒的な速度とシームレスな相互運用性が特長で、ネットワーク全体、およびストレージとGPU間の高速データ転送を実現するうえで不可欠なものです。
PCIe Gen6のデモではシーケンシャル読み取りで26GB/秒を超え、SSDのパフォーマンスの新しい基準を早い段階で確立しました。先端技術のリーダーであるマイクロンが挙げた成果は、データセンターワークロードにおけるPCIe Gen6の可能性をさらに広げていくことでしょう。
こちらの短い動画で詳細をご覧ください。
PCIe Gen6データセンターテクノロジーにおけるマイクロンの成果は、マイクロンのイノベーションへの取り組み、メモリとストレージにおけるリーダーシップ、AIの未来に必要となるエコシステムの開発の一つ現れといえます。マイクロンは、PCIe Gen6の早期開発の先頭に立つことで、業界を支援するパイオニアとしての地位を確固たるものにしていきます。
今週開催のFMSにぜひご参加ください
マイクロンは8月6日から始まるFMS(Future of Memory and Storage:メモリとストレージの未来)に出展し、ブース107でこのテクノロジーを展示しています。