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Xccelaフラッシュ

Xccela™コンソーシアム

Xccelaバスを推進するマイクロンテクノロジーのXccela™コンソーシアムに関する詳細をご覧ください。

背景

スマートフォンの登場以来、人々はグラフィカルユーザーインターフェースや瞬時の応答性、携帯性、常時接続に慣れ、これらを現代の電子機器に当然のものとして期待し、さらにそれ以上の機能も求めるようになっています。自動車や居住空間、日常生活にスマートエレクトロニクスがどんどん取り入れられるようになり、この期待が当たり前になりつつあります。要求の厳しいデジタルユーザーのニーズに応えるには、ファームウェアのコード実行、データストレージ、作業データ処理、センサーデータなどに適した高性能なシステムバスが必要です。現在のシステムバスインターフェースは大抵の場合、性能とフットプリントとの間で、高性能で高ピン数のパラレルインターフェースか、アクティブ信号のフットプリントが小さいシリアルインターフェースのいずれかの、トレードオフの関係にあります。

内容

Xccelaコンソーシアム(リンク近日公開予定)はマイクロンが提唱する業界連合で、Xccelaバスを揮発性・不揮発性メモリ、およびその他の集積回路(MCU、SOC、ADCなど)に適した、オープンスタンダードのデジタル相互接続のデータ通信バスとして推進しています。本コンソーシアムの定款では、Xccelaバスインターフェースの仕様、およびXccelaバスに常駐して通信を行うデバイス向けの共通のコマンドプロトコルを定めています。コンソーシアムには半導体メーカー、システムおよびエレクトロニクス企業(顧客)、試験機器企業など、あらゆる企業が参加できます。

最初のバージョンのXccelaバスは、コマンドとデータ転送に8つのデータ回線を使用する、高速・高性能なオクタルSPIバスです。   このバスは同期式で、1クロックサイクルにつき1バイトのデータが転送されるシングル転送レート(STR)のオペレーションと、1クロックサイクルにつき2バイトのデータが伝送されるデュアルデータレート(DDR)のオペレーションに対応しています。 DDRのオペレーションには、データストローブ信号(DQS)を使用する必要があります。 Xccelaバスは、最大200MHzのクロック周波数と、最大400MB/秒(3.2Gb/秒)のデータ転送速度に対応します。

方法

ご関心をお持ちの企業の皆様は、Xccelaコンソーシアム(リンク近日公開予定)にリクエストをお送りください。