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アイダホ州とニューヨーク州で建設が計画されている歴史的な国内最先端メモリ製造ファブに対し、「CHIPSおよび科学法」に基づく61億ドルの助成金支給が決定

この助成金は、2030年までに約500憶ドルの設備投資を行うというマイクロンの計画を支援するものです。アイダホ州とニューヨーク州に建設されるメモリファブは、米国の経済と国家安全保障を強化し、米国の半導体サプライチェーンにおいて約75,000人の直接・間接雇用を創出すると見込まれています。

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プロジェクト概要


マイクロンは2022年に、アイダホ州で最先端メモリ製造施設を建設するという歴史的な投資計画を発表しました。

米国内で最先端のメモリ製造施設を新設するために、2030年までに約500憶ドルの設備投資を行うというマイクロンの計画に対し、「CHIPSおよび科学法」に基づいてその支援を目的とする61億ドルの助成金が承認されました。本計画への投資は、アイダホ州ボイシに最先端の研究開発・製造センターを新設し、ニューヨーク州クレイに今後20年以上かけて新設予定の4ファブ製造複合施設に合計で最大1250億ドルの投資を行うというマイクロンのビジョン実現に向けた第一歩となっています。

マイクロンの最先端の半導体製造施設を建設することにより、今後20年以上にわたり約75,000人の雇用を創出し、米国の経済と国家安全保障を強化することで、アメリカのイノベーションと競争力を長年にわたって促進することが期待されています。アイダホでは、マイクロンで2,000人の雇用、建設に4,500人、そして間接的に15,000人の雇用が生み出される見込みです。

マイクロンは、暦年2023年10月にボイシでファブの建設を開始しました。マイクロンの世界クラスの研究開発センターと同じ敷地内に建設することで、運用効率の向上、テクノロジー実装の加速、最先端製品の市場投入までの時間の削減を目指します。ファブの操業開始は暦年2025年に予定されています。2020年代後半の市場需要に応じて、暦年2026年にDRAMの量産を開始する予定です。

最新建設情報:アイダホ州に建設中のマイクロンの最先端メモリ製造ファブ

アイダホ州に建設中のマイクロンの最先端メモリ製造ファブの進捗状況についてご覧ください。

最新建設情報の動画

マイクロン、アイダホ州での最先端のメモリ製造施設への投資を発表

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最近の発表内容

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マイクロン、「アイダホ州地域投資フレームワーク」の一環としてアイダホ州に託児所を開設

所在地

マイクロンのボイシキャンパスは、数十年にわたりメモリと研究開発(R&D)におけるイノベーションセンターとして、世界をリードしてきました。メモリとR&Dのセンター・オブ・エクセレンスとして長い歴史を誇る本施設と同じ敷地内に、最先端の半導体製造施設を新設することで、技術開発活動の後期段階を製造部門と密接に連携しながら行えるようにします。

マイクロンキャンパス所在地地図

アイダホ州地域投資フレームワーク

マイクロンは、地域社会へ活発に投資を行うことの重要性を認識しています。そうした投資は、半導体製造の先進性と米国の技術リーダーシップを維持するために必要となる、多様で高度なスキルを持った未来の人材を育みます。アイダホ州での拡張を支える取り組みとして、アイダホ州全土のインクルーシブな成長を牽引できるよう、マイクロンとそのパートナーが定めた共通の優先事項となる「アイダホ州地域投資フレームワーク」を立ち上げました。「アイダホ州地域投資フレームワーク」の発表は、アイダホ州とボイシ市と共同で行いました。同州および同市は長年にわたり、州内の新たな製造業の成功を後押しするための取り組みを支持してきました。

本フレームワークでは3つの重要な要素として、未来に向けた人材育成、すべての人々のためのSTEM教育への投資、地域社会との連携を掲げることで、人材パイプラインを構築し、従業員が暮らし働く地域社会を豊かにするマイクロンの取り組みの指針となります。マイクロンは、フレームワークで定められた優先事項に対し、今後10年間で7500万ドルを投資する計画です。

マイクロンは、半導体業界でのキャリアをすべての人々、特に農村部などをはじめとする、テクノロジー関連の人材が不均衡に少なく、行政のケアが行き届いていない地域の人々にもアクセス可能なものとするため、効率的で創造的な人材開発ソリューションに取り組んでいます。なかでも、人材訓練パートナーシップ、インクルーシブな雇用拡大のための長年の取り組みの継続、トレジャーバレーにおける交通と住居の改善方法の検討、ボイシの従業員に向けた企業内託児所の提供などには、特に力を入れています。

幼稚園から高校、中等教育後、そしてトレーニングプログラムにおけるSTEM教育は、米国の人材ニーズに応えられる高度なスキルを持った人材のパイプラインを構築する上で必要不可欠です。マイクロンは、高校生に向けた半導体カリキュラムの開発支援から、大学生向けの実践的な学習機会の提供にいたるまで、州全体の教育プログラムに対して積極的に取り組んでいきます。

マイクロンは、半導体製造の拡大が周辺地域のインフラに与える影響と改善すべき点を把握するため、地域のパートナーと協力した取り組みを行っています。経済発展に重点を置き、慈善寄付の実施やボランティア活動の促進を通じて、引き続き地域社会を支援していきます。

Micron Technology, Inc.について

マイクロンは、情報のあり方を変革し、すべての人々の生活を豊かにするために、革新的なメモリおよびストレージソリューションを提供するリーディングカンパニーです。顧客第一主義を貫き、テクノロジーの最前線でリーダーシップを発揮し続け、洗練された製造技術と事業運営を妥協なく追及するマイクロンの製品ポートフォリオは、DRAM、NAND、NORの各種メモリからストレージ製品まで多岐にわたり、Micron®またはCrucial®のブランドを冠した高性能な製品を多数展開しています。マイクロンで生まれた数々のイノベーションは、データの活用を加速すると同時に、人工知能(AI)や計算集約型アプリケーションといった最先端分野の進歩の基盤として、データセンターからインテリジェントエッジ、さらにはクライアントコンピューターとモバイルを横断するユーザーエクスペリエンスまで、さまざまな事業機会を新たに生み出し続けています。

ボイシファブの起工式に出席するマイクロンの経営陣とVIP

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サプライチェーンエコシステムの拡大

マイクロンのサプライヤーとなることに興味はありませんか?メモリとストレージの需要増加に対応するため、多様性、サステナビリティ、レジリエンスを備えたサプライチェーンの拡大するマイクロンにぜひ加わってください。

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リソース

メディアキット

マイクロン、アイダホ州の新ファブに150億ドルを投資。米国で最先端のメモリ製造に着手